リラックスしている状態こそが本来の自分

本来の自分とはどういうものか、というと難しいことに思える。

確かに、

自分がどういう存在か、

なぜここにいるのか、

どこに向かっているのか

など、本来の自分に関して分かっている人はほとんどいないだろう。

しかし、本来の自分を感じるだけならばできることがある。

それがリラックスすることだ。

普段生活している中で、今は自分だと思っていても、実は緊張をしていたり、バタバタして落ち着いていなかったりすると、本来の自分からは離れた状態になっている。

私もこの前、普段どおりの自分でいるつもりだったのだが、カミさんから「バタバタしてないで、落ち着いたら」と言われた。

案外、自分ではの自分本来の状態ではないと分かっていながら、人の前だと取り繕ってみたり、そんなわけないと見栄を張ってみたり、してしまって、余計に本来の自分から離れていってしまうのかもしれない。

ハマっている時には、自分ではどうしようもない時にもあるし、どうやって落ち着けばよいのか、分からないくらい切羽詰まる時もあったりする。

それでも、身体にほんのわずかでも意識を向けることができれば、本来の自分に戻ることが可能になる。

例えば、忙しいときでも、ふとした拍子に、肩が凝っているな、思えた時が、リラックスへの入り口、つまり本来の自分への入り口ということだ。

残念なことに大抵の場合は、この後、忙しさに迫られて、また自分とは離れた状態に戻っていってしまうことが多い。

だが一度、リラックスすることを意識できれば、本来の自分はすぐそこにある。

それを忘れないで日々を過ごしていくと、人生もスムーズになるのだろう。

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