完璧主義を手放そう

完璧主義とは、「万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと」(Wikipediaより)だそうです。

私も子供の頃から完璧主義でした。何事も完璧にこなせる人でしたら、それでも問題はないのですが、そんな人はそう多くありません。

なので、大抵の完璧主義な人は、完璧にこなすことができないと、どうなるかというと、

あきらめる、投げやりになる、ふてくされる、もうどうでもよくなる、...

というような態度をとるようになります。取り組んだ物事に対して、

完璧にできないのであればどうでもいい。

完璧でないものは要らない。

完璧でないものは捨ててしまえば良い。

という捉え方をしてしまい、破壊的で極端な行動に走ったりします。

そもそも、なぜ完璧主義になるかというと、子供の頃に親にきちんと向き合ってもらえなかった。認めてもらえなかった。愛されている実感がなかった。という想いがあるからです。

完璧にできれば認められる。完璧にできれば愛してもらえる。完璧にできれば可愛がってもらえる。完璧にできれば褒めてもらえる。等々

でも、完璧にできたとしても、親の態度は変わらず、ますます完璧主義に拍車がかかりますが、それでも、親の態度は相変わらずのまま、それでも...とずっとやってきて、今だに完璧主義を続ける人も居ますし、それができず燃え尽きてしまう人も居ます。

なので、完璧主義は手放していきましょう。

その方法は、まず、自分が完璧主義であることを認める、ことです。

もうそんなことはとっくの昔にやったという人も、実はまだ残っている完璧主義の部分があった。ということのあるので、もう一度やってみることをオススメします。

認めてしまえば、癖を治すのと同じで、自分の方にコントロールが戻ってきます。コントロールが可能になれば続けるも、辞めるも、自分次第です。

まあ、かくいう私も完璧主義が完全に抜けたわけではないのですが、あまり背伸びはしなくなりましたね。自分の否を認めることができるようになりましたし、自分に正直になってきました。

完璧主義を手放すと、段々と等身大の自分になっていき、楽に生きられるようになりますよ。

 

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