心地よい状態でセラピーを行う

セラピストがセラピーに臨む時の姿勢や考え方について述べてみる。

セラピー中に取るべき姿勢・考え方はいろいろあると思いますが、今回はそのひとつとして、自分が苦しくない方法を取る。ということがあります。

セラピスト自身は自分が苦しかったり、辛くなるようなやり方をとらない。そのような考え方をしないようにするべきです。

これを学んだのは、ある整体の施術を習っていた時です。(名前を忘れてしまったので、思い出したら、追記します)

そこでは、一般的な整体のやり方ではなく、いかに患者にも施術者にも負担なく施術を行うか、ということに焦点をもってを教えていました。

これはヒーリングをやっている方は分かると思いますが、ヒーラー自身が苦しいと、その苦しみはクライアントにも伝わり、共有されます。

ヒーラーの性質によっては、苦しみをすべて引き受けてしまうということも多いです。

クライアント側が弱い場合は、ヒーリングにならないでしょう。そういった経験がある人は、ヒーリングの効果を感じることがないため、ヒーリングを受けることを止めると思います。

要するに、ヒーラーとクライアント(もしくは施術者と患者)の両者が、リラックスをした状態こそが、最高のヒーリングになるのです。

リラックスした状態は、苦しくもないし、辛くもない状態です。もちろんクライアント側は、苦しかったり辛かったりするからこそ、ヒーリングを受けに来るのですが、それでもできるだけ、リラックスさせる状態を作ってあげることがヒーラーのすべきことだと思います。

普段の人と人とのコミュニケーションにも当てはまることだと思います。その場合は、まず自分がリラックスしているかどうかに注意を向けること、リラックスしていなければ、深呼吸をするなどの方法を取り、それもできない場合は、その場から立ち去る選択を取ることも必要です。

結局、自分が楽だということは、接している人も楽だということになるからです。

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